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ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

ハンドメイド
久美子
久美子

今回は、娘が描いたデザイン画を元にして、ドレスを作ってくよー!

中世ヨーロッパの令嬢シリーズの漫画が好きな娘は、こういうドレスを着てみたいそうな。

デザイン画を見た時、身頃の立体感と、のパフ感、前開きスカートのデザインがポイントだなぁと思いました。

久美子
久美子

どういう型紙にするかなぁ…?

と考え続けておよそ一年。だいぶ待たせてしまいましたが、ようやく型紙のアイデアがまとまったので、形にしていくことに。

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  1. 材料:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
  2. 作り方の手順:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
  3. 裁断する:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
  4. 上身頃を作る:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
  5. スカートを作る:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
    1. 前スカートにレースを付ける:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
    2. 前スカート(中)にレースを付ける:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
    3. 裏スカートを作る:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
  6. 上身頃+スカート合体する:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
    1. 裏地を縫い合わせる:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
  7. ファスナーを付ける:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
    1. 裏地をファスナーに付ける:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽいドレスの作り方
  8. 袖を付ける:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
  9. 飾り付け:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
  10. 完成:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方
  11. まとめ:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

材料:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

材料は、表地、裏地、コンシールファスナー約60㎝、レース、リボンなど飾り。

私の場合、材料の多くはネットショップで購入します。

作り方の手順:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

手順は次のようになります。

  1. 裁断する
  2. 上身頃を作る
  3. スカートを作る
  4. 上身頃+スカートを合体する
  5. 袖を付ける
  6. 飾りを付ける

では、覚書きなのでザクッとした流れですが、中世のお姫様っぽいドレスの作り方をご紹介します。

裁断する:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

型紙はザッとこんな風に置きます。

けっこうパーツが多めなので、間違えないようところどころ印を入れておきます。

久美子
久美子

特に、上身頃の前後脇パーツや、前後袖ね

前後があるパーツの場合、前のパーツだけに、ちょこんと端っこにチャコペンで印を入れておきます。

上身頃を作る:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

次に、表地、裏地の上身頃をぞれぞれ作ります。

脇を縫い合わせます。パネルラインなので、着た時のボディラインの見え方がより立体的に。

スカートを作る:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

今度は、下スカートを作ります。表スカートはこんな感じ。

前開きスカートですそは丸いデザインなんで、こんな感じ。↓赤線がすそのラインです。

右端にある、ちょっと変わったパーツにご注目!

これは、デザイン画で言うと、このパーツになります。

こういうパーツの作り方をネットで調べたのですが、あまり載ってなかったので、どなたかのご参考になれば幸いです。

前スカートにレースを付ける:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

さっきの前すそカーブ部分に、SHEINで買っためちゃくちゃ可愛い水色のプリーツレースを付けていきます。

前スカート(中)にレースを付ける:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

実はこのドレス、前スカートが二重になっているんです。

イングちゃん
イングちゃん

中のグレーサテンの生地が、前開きの青い表地からのぞくように重ねたデザインだね

中のサテン生地のすそ部分にフリフリレースを付けていきます。

ちなみに、サテン地のすそは、端をライターであぶって解けにくくしたあと、三巻き縫いして端処理しています。

こうすることで、縫う距離が長いので時短になりますし、フリフリレースを付ける時にも付け位置を選ばないかと思います。

ちなみに、三巻き押さえ金具の超~分かりやすい動画をアップしてるので、ぜひご覧ください。

久美子
久美子

前の私みたいに、「三巻きが全然上手くできないよぉ~泣」って困ってる方にぜひ見て欲しい!これ見たら、前よりかはきっと上手く縫えるはず!!

サテンの上に、きらきらラメ感のあるチュールを重ねました。これでふんわり感がアップ。

前開き部分から見て、サテン+チュールが見えるように、表スカートの縫い代に縫い付けます。

縫い付け箇所を横から見たところ。

裏スカートを作る:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

裏スカートを作ります。

縫い代1㎝で三つ折りします。1㎝ぐらいでこの程度のカーブなら、なんとか三つ折りできます。

カーブを三つ折りするのは少し難しいですが、20㎝おきにアイロンで折っていき、1周したら、今度はピンとピンの間を折るようにして留めていきます。

上身頃+スカート合体する:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

上身頃とスカートを表裏それぞれ縫い合わせ、合体します。

裏地を縫い合わせる:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

裏地を縫い合わせたところ。

裏地って目立たないパーツですが、このするりん♪とした質感が好きです。なので、表返してボディに着せてみました。本来は右画像のように体に接する面が裏地の表なんですが。

裏地のウエスト部分(後ろ側)にゴムを入れて、すっきり細見えするようにします。表地にも同様にゴムを付けます。

ちなみに、衿ぐり・ファスナー付近は、このように0.7㎝折ってアイロンをしておきます。

下の方は力布として伸び止めテープを貼りました。

本当は、後ろ中心で縫い合わせるんですが、切り間違えて「」にしてしまいました。

でも、下のようにすれば大丈夫かと。

すでに縫い合わせてある前提で考えればOKでした。

ウエスト等に付けたいレースやリボンをピンでボディに留め、イメージと付け位置をチェック。

ここまでこれば、大きなミスはなく進んでいることを確認できて一安心します。

ファスナーを付ける:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

表地にコンシールファスナーを付けます。

コツは、コンシールファスナー用金具を使うこと。これがないと、私はキレイに縫えません。ドレス作りには必須!

裏地をファスナーに付ける:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽいドレスの作り方

裏地をファスナーの脇に付ける時は、まつり縫いするレシピが多いんですが、私はミシンで縫っちゃいます。

先ほど折った0.7㎝の折り目にミシンで縫うようにして、中からファスナーと裏地を縫います。

袖を付ける:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

最後に袖を作って身頃に付けます。

イングちゃん
イングちゃん

けっこう最後の方に袖を付けるのね?

久美子
久美子

完成に近づくにつれ、ドレスが重くなっていくからね。

ミシンにかける時や裏返す時に、重いと取り回しにくくなってしまうし、縫い付けてるパーツが多いほど、間違って縫い込んでしまいやすくなるねん。なので、なるべく後半に袖を付けた方がいいかと思うよ

ということで、袖を作っていきます。

今回のデザインは、肩と袖口付近がパフなので、その部分の幅を広く開いています。

表、裏地ともに、袖の手首の位置あたりにゴムを縫い付けて、ギャザーを寄せています。

↓裏袖山の下辺を4mmでザク縫いしてギャザーを寄せ、を袖下に縫い合わせる。

同様にギャザーを寄せ、表袖山を袖下に縫い付ける。

袖の両端を縫い合わせ、筒状にします。

袖口に付けた白いレースなんですが、これ、付けミスで、後から解いて付け直しています。正しくは、表裏袖をそれぞれ筒状にしてから、筒状にしたレースを挟むように縫います

先に表袖を上身頃に付けていきます。

裏袖は、裏地の中へ手を入れ、付ける向きや表裏、ねじれてないか注意して、袖付けの脇下から一周ぐるりと縫います。

ピンが刺さったままだと、裏地の袖ぐりはとても縫いにくいため、しつけ糸で留めるのがおススメ。↓

飾り付け:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

リボンや衿ぐりのレースを付けていきます。

ハートのパーツやレース等は、ユザワヤや、SHEIN、TEMUで購入したもの。飾りを付けると、一気に特別感がアップしますよね。

胸の大きなリボンは、さすがにこんな幅広のリボンはなかったので、イメージに近いブルーのサテン生地を帯状に縫い合わせました。ライターの火であぶり端処理しています。

袖口の青いリボンはユザワヤで1巻き200円ほど。お得ですよね。

デザイン画の通り、くるりとねじって、リボンの内側を表地に縫い留めています。

久美子
久美子

デザイン画にそっくり!と娘もオドロキΣ(・□・;)

ウエストの面白い形のレースはユザワヤ、透け感のあるレースはTEMU、リボン形のレースモチーフはSHEINだったと思います。

中のドット柄の裏地は、楽天ショップのナカムラで。

在庫処分品だそうなのでお早めに~!

完成:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

完成です。

本人に着てもらったところ、サイズはもちろん、デザインの雰囲気もぴったりで、ウエストゴムのおかげでほっそりも見え、想像した以上に似合っていました。

久美子
久美子

感慨もひとしお~!

まとめ:ファスナー・裏地付き!中世のお姫様っぽい大人ドレスの作り方

パネルラインで飾りもふんだんに付けた裏地付きドレスは、一見難しそうに見えるかもしれませんが、少しずつ進めていけばいつか完成します。

私もこのドレスを仕上げるのに構想は1年、制作は1か月かかりました。

1日に2時間ほどしか作業できないので、少しずつしか進めませんでしたが、その間ずーっと楽しい日が続きます。

オリジナルのワンピースを着て、街を歩く自分を想像してみて下さいね。きっとワクワクするはず!応援しています。

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