ワンピースを、手縫いでTシャツにリメイクできるって知ってました?
このように、脇にポケットが付いているタイプのワンピースでも大丈夫です。
すそが、このようなカバーステッチの縫い目のワンピースでもOK。
結論。ニット地でも、手縫いでTシャツにリメイクできます。
ミシンがなくても大丈夫。針と糸があればニット地の服はカンタンに手縫いでリメイクできます。難しい技法も特別な道具もいりません。
動画では、工作ばさみを使っていますし、100均のハサミや針と糸でOK。
実際に、ニット地のワンピースをTシャツに手縫いでリメイクしてみました。表から見ても、全然、手縫いって分からない感じ。
世の中の99%の人は、「ミシンがないとニット地は縫えない」と思い込んでいます。
そこで、ここに実験の結果を記します。
なぜTシャツに直そうと思ったのか?
前回の、手縫いでTシャツを作る記事が大好評です!ありがとうございます。
今回は、ワンピースをTシャツに手縫いでリメイクしてみました。
私、ニット地のワンピースって着ないんです。ふだんは、パンツ+Tシャツの方が多いので、Tシャツに直した方が、着る頻度が増えると思い、直しました。
身頃の丈は何cmにすればいい?
ちなみに、身頃の丈は何cmにすればいいかと言うと、ふつうのTシャツの着丈は、だいたい60cmなので、縫い代込で、63cmぐらいのところで切るといいでしょう。
切り取るまでの詳しいやり方は、次をお読み下さい。
すそを切り取る:手縫いでTシャツにリメイク
コピーメイドの手法を使って、手持ちのTシャツの形にリメイクしましょう!
置いたTシャツの輪郭線よりも、1~2cm外側に線を引きます。
この1~2cmが縫い代になります。
脇を切り取る:手縫いでTシャツにリメイク
脇はカーブに切る:手縫いでTシャツにリメイク
脇は、カーブになるよう切ります。
脇を縫い合わせる:手縫いでTシャツにリメイク
脇をぴったり合わせピンを打ち、半返し縫いで脇を縫い合わせます。
脇は直角で縫わず、下のようにカーブさせるのがポイント。
縫い代は1cmぐらいで、半返し縫いで縫います。
ちなみに、縫う方向と反対側に重しを乗せておくと、縫いやすいよ。
布のテンションが上がるので、縫いやすくなります。詳しくは、後半に載せてる動画をご覧下さいね。
すそを仕上げる:手縫いでTシャツをリメイクする方法
すそを2つ折りにして待ち針で止め、まつり縫いをします。
すそを2つ折りしてピンを打つ:手縫いでTシャツを作る方法
折り返す幅は、2~3cmが折りやすいよ。目分量でOK。
縫い代は割っておきましょう
縫い代は、きちんと割っておきましょう。
すそをまつり縫いする:手縫いでTシャツにリメイク
糸は、少しゆるませながら縫います。ニット地なので、糸が生地の伸縮についていけず、はち切れるのを防ぐためです。
くわしいまつり縫いのしかた:手縫いでリメイク
くわしいまつり縫いの仕方をご紹介します。
なるべく縫い目が表に出ないよう、布をすくう分量を少なくしましょう。
糸は、少しゆるませながら縫うのがポイント。
一周縫ったら、玉止めをしましょう。
完成しました!手縫いでTシャツにリメイクする方法
できあがりはこんな感じ。
普通のTシャツと何も遜色ないです。伸びる糸ではありませんが、脱ぎ着する時も、引っ張りすぎなければ問題ありません。
「手縫いでTシャツへリメイク」のポイントをまとめます。
- 縫い方は、半返し縫いとまつり縫いでOK
- 半返し縫いは、1cm進んで5mm戻るように縫えばOK(やり方は動画を見てね)
- 伸びる糸じゃなくても、ふつうの糸でゆとりを持たせて縫えばOK
- 引っ張りすぎなければ着脱に問題なし!
- 縫い代はロックミシンしなくてもほつれてきません。
このように、難しい技法も特別な道具もいりません。
生地にもよりますが、ほとんどのニット地は、切り端がほつれてきませんので、ロックミシンをかけなくても大丈夫です。
ニット地でもリメイクできますのでチャレンジしてみて下さいね!
まとめ:手縫いでワンピースをTシャツにリメイクする方法
手縫いでニット地のワンピースをTシャツにリメイク作れることがおわかりいただけましたでしょうか?
ミシンが無くても、手縫いでニット地の服のリメイクはできますので、ぜひ挑戦してみてね。
コメント