2023年のキーワードは、リメイク、リサイクル、アップサイクルなどと言われています。
たしかに、まだ綺麗な箱や衣類を捨てる時には、もったいない気がしますよね。
例えばこちら、フリースをサイズダウンした時に出た余り布なんですが、何かに使えないかな~と考えていたところ、あるアイデアをひらめきました。
この冬流行っているフリースの巾着バッグを作ることに。
こちらのふわふわのフリース生地を使って、ショルダーバッグにリメイクする方法をご紹介します。
余り布から、どんな素敵なバッグができ上るのでしょう?
材料:フリースの余り布でリメイク!ふわふわ巾着バッグの作り方
材料は、なるべく手元にある物を使いました。
- 表本体(フリースの余り)
- 表底(合皮の余り)
- 裏本体(ウール生地の余り)
- 裏底(フリースの余り)
- Dカン 2個(100均で)
- ショルダー紐(綿生地の余り)
- ショルダー金具(移動カン・ナスカン)
- カシメ(2個組)
左のベージュのウールっぽい生地も、右下の濃いピンクの合皮も、手元にあった余り布です。
ウールっぽい生地は、冬物のロングパンツを作った時のもの。(ロングパンツの作り方はこちら)
ハンドメイドしてる人なら、きっと使いきれずまだ残っている生地って、たくさんありますよね。
その中から、同じ色合いを探して、ぴったりハマッた時の気持ち。分かります。すごく快感ですよね!
フリースの余り布は、下のように縫い合わせて、長方形の1枚布にしておきます。
フリースのような生地には、下のような裁ち目かがりボタンが便利。
ふわふわの毛を包み込むようにして、縫い合わせてくれるスグレ機能。
お使いのミシンに搭載されている方は、ぜひ使ってみて下さい。私と同じミシンに興味がある方はこちらをご覧下さいね。
「裁ち目かがり」ボタンの縫い目について詳しくは、こちらの動画で解説していますので、ぜひご覧下さい。
作り方:フリースの余り布でリメイク!ふわふわ巾着バッグの作り方
表本体を縫う:フリースの余り布でリメイク!ふわふわ巾着バッグの作り方
巾着バッグなので、後ほどヒモを絞ると、上の方はギャザーが寄ります。
そこで、ギャザーが寄る上の部分を避け、厚地の接着芯を貼ります。
芯を貼らないと、ふにゃふにゃの生地なので、この段階で貼っておくと、自立するバッグになりますよ。
両端を縫い合わせ、底を付けます。
表から見ると、下のようになります。
裏本体を縫う:フリースの余り布でリメイク!ふわふわ巾着バッグの作り方
次に、裏本体を縫っていきましょう。裏地にポケットを付けておきます。
縫い付ける時に、ポケットの返し口を閉じてしまうように縫いましょう。
次に、両端を合わせ、底を付けます。
巾着ヒモを通す部分の筒を2つ付けます。
表本体と裏本体ができたら、2つを合体させます。
裏本体の巾着ヒモを通す筒の下部分で縫い合わせましょう。
ショルダー紐余り布でリメイク!ふわふわ巾着バッグの作り方
ショルダー紐を作ります。長さは140cmほどあれば良いでしょう。
移動カンとナスカンの付け方は、動画で詳しく解説したので、ぜひご覧下さい。
端は縫い留めずに、カシメを打ち込みました。
完成:フリースの余り布でリメイク!ふわふわ巾着バッグの作り方
Dカンにつないで完成です。
お色違いも作りました。
口を絞ると、こんな感じに。
水筒やペットボトルが余裕で入る大きさなので、ちょっとしたおでかけにもいかがでしょう?
フリースのサイズダウンで出た余り布からリメイクしたとは思えない仕上がりに。
仕上がりサイズは、
- タテ 約28㎝
- 横 約22㎝(平に置いた状態)
- 直径 約15㎝
- ショルダーの長さ 約76〜144㎝に調整可
となっています。下は、長さ約20cmの長財布を入れてみたところ。
ほぼ洗える素材なので、洗濯機でお手入れも可能。
商品は、こちらからご覧頂けます。
感想:フリースの余り布でリメイク!ふわふわ巾着バッグの作り方
この巾着バッグをリメイクしたきっかけは、フリースのサイズダウンで出た余り布が、フワフワでかわいい柄で、捨てるのがもったいなかったから。
市販の巾着バッグは、細いヒモなんですが、肩に食い込むという口コミが多かったので、2cm幅のショルダーにしてみました。
捨てるには惜しい余り布があれば、ぜひ作ってみて下さいね。
まとめ:フリースの余り布でリメイク!ふわふわ巾着バッグの作り方
ぜひ、くわしい動画もぜひご覧下さいね。
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