市販カーテンの丈詰めをしました。こちらの黄色のカーテンは30cmほど短く。
こちらの緑のカーテンは、70cmほど丈詰めをしました。
で、もう1ヶ所、カーテンを付けたいところがありまして…。
90cmほどのカーテンが必要です。
90cmか… ん?90cm⁉
さっきの黄色と緑のカーテンの切った部分を合わせれば作れるんじゃない?
と、ひらめいたわけですよ。
それも運が良いことに、黄色と緑のカーテンの横幅ほぼ同じ!
これは簡単に作れるはず、と私の主人に「作って❤」とお願いしました。
で、早速作ってくれました。それがこちら!デデン!!
上が黄色で下が緑ね。
ものの1時間ほどでできあがりました。サイズもピッタリ。
ぬぬ。おぬしやるな…。さすが、一緒に服リフォーム店をやっていただけのことはある。
ところで、カフェカーテンじゃない、ふつうのタイプのカーテンって、
どうやって作るの?って思いませんか?
上のひだひだの部分が難しいんですよね~。
数学の得意な主人が、計算式を作りながら、ひだの部分も難なくクリア!
では、主人に作り方を紹介してもらいます。
バトンタッチ♪
1 両端の三つ折りされている部分をほどく
2 裁断部分にロックミシンをかける
3 縫い合わせる
4 タック(ひだ)を作る
両端の三つ折りされている部分をほどく
両端の部分が三つ折りされているので、そこを10cm程ほどきましょう。
この部分をほどくんですね。
裁断部分にロックミシンをかける
ほどいたら、丈詰めした際の裁断部分にロックミシンをかけましょう。
糸がほつれていると思いますので。
ロックミシンをかけるのは、こちらの2ヶ所。
今回は、1cm切り落としながらロックをかけました。
ミシンに付いているメモリをうまく活用するといいですね。
余談ですが「女の人みたいな手ね」とよく言われます。
そう思うよ!って人は、リンデリンのチャンネル登録と動画への高評価よろしくね♪
縫い合わせる
ロックをかけましたら、黄色と緑のカーテンを中表にして合わせます。
ピンで留める
端の仕上がり線を合わせて、ピンで留めます。
深い折り目がついてるはずなので、その折り目どうしを合わせます。
4~5ヶ所ほど待ち針で留めましょう。
直線縫いをする
縫い代1cmほどとって直線縫いをします。
今回は、抑え金の端に布端を合わせて縫いましたので、縫い代は約1.2cmになってます。
縫うときの基本ですが、最初と最後は3目ほど返し縫いをしましょうね。
縫う距離が長いので、2枚の布がズレやすいです。
時々ズレていないか確認しながら、縫い進めていきましょう。
アイロンで縫い代を落ち着かせる
縫えましたら、アイロンで縫い代を割ります。
ちなみに、割らずにどちら一方にたおしてアイロンをあててもOK。
両端の処理をする
始めにほどいた箇所にもアイロンをあててます。
多少ズレている場合は、このアイロンの工程で調整しましょう。
アイロンで落ち着いたら、ミシンで縫って三つ折り処理をします。
タック(ひだ)を作る
では、いよいよタック(ひだ)を作る工程に入ります。
印をつける
ひだを作るところに印をつけます。
端から2cm、2.5cm、2.5cmのところに印をつけます。
端から2cmのところに、2.5cmのひだを作るということになります。
折ってピンで留める
真ん中の点の所で折ります。
すると右と左の点がピタッと重なるはずです。
ズレないように2ヶ所ほどピンで留めます。
縫う
打った点が乗るラインで縫います。
ひだの縦の長さは約8cmですので、端から約8cm縫えばOKです。
折り込んで縫う
縫い終わって見てみると、輪ができているはずです。
その輪を8mmほど折り込みます。
こんな感じ。
上から3~5cmの所を、約1cm縫います。
縫い幅3.5mmでいくと3目縫えば約1cmですね。
3重ぐらい縫っておけば強度も安心です。
はい、これでタックができました。
同様にして、あなたの希望するひだの数だけ作りましょう。
というわけで完成しました!
ひだとひだの間隔は何cm?
ってちょっと待って!っという声が聞こえてきそう…。
タックはどこに作ればいいのってことが肝心要ですよね。
実はこれ、計算が必要なんです。
よくあるカーテンはタック7つですが、今回は6つにする必要がありました。
というのも、カーテンフックが12個しか余ってなかったので、1枚のカーテンに使えるフックは6個だったのです。
ですので、ひだを6つにする必要がありました。
そこで、ひだの間隔を計算しました。私。
その計算方法を詳しく教えます。
何と言っても、元・数学教師ですから、この手の問題はお手の物。
今回作ったカーテンの場合
まず、今回のカーテンの場合で解説しますね。
横144cmで、両端2cmの所にタックをそれぞれ作り、1つのタックに必要な布の長さは5cm。
タックは全部で6つ作る必要があるので、計算するとタック同士の間隔は22cmになりました。
計算式はこちら。
2×2…両端分
5×6…5cmのタックが6つ分
それを横幅の144から引きます。
で、タックが6つということは、タックとタックの間は5ヶ所あるので、5で割る。
という計算です。
一般的な計算式
それを一般的な計算式にしましたので、ご紹介します。
あなたの場合に当てはめて計算して下さい。
この式にあてはめれば、ひだとひだの間隔を何cmにすればよいか計算できます。
ぜひ、あなたもカーテンづくりに挑戦してみて下さいね。
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