セーターを編み始めて、糸が終わりそうになったとき。次の糸とつなぐにはどうすればいいか?初めての時は困ってしまいますよね。
適当に結んだら、あとからほどけてきそうですし、結び目が目立ってしまうのも困ります。
そんな時は、はた結びをしてみましょう。
はた結びなら、しっかり固く結べて、しかも、きゅっと小さい結び目で目立ちにくいです。
ですが、慣れるまでは、結び方が少々難しい…。そこで、この記事で分かりやすく、結び方をご紹介します。
- セーターの糸をつなぐ方法
- しっかり固く糸を結ぶ方法
- はた結びのやり方
はた結びのやり方:セーターを編む途中で毛糸をつなぐ方法
まず、やり方です。2本の糸がありますね。
- 編み終わりの糸
- 新しい毛糸
2本の糸端を下のように置いたら、片側の糸を輪の中へ入れます。
すると、下のようになるので、今度は反対側から、もう1度、穴へ通します。
次に、それぞれ糸先の方向へ引っ張ります。
すると、こんな風に「はた結び」ができます。
結び目が小さいですよね。
ちょっとの力では解けなさそうなぐらい、しっかり結ばれています。
これで、引き続きセーターを編み続けても大丈夫です。
はた結びはどんなところに使われるの?・セーターを編む途中で毛糸をつなぐ方法
はた結びの結び目は、針の穴もスッと通ってくれるほど小さいです。
目立ちにくいので、編み物に限らず、ミシンの糸や機織りの糸つぎ目にも利用されています。はた結びを考えた人、すごいですよね。
はた結びの歴史は深く、石器を使って狩りをしていたような時代から使われていたそうですよ。
手軽にしっかり結べるという信頼もあり、古代の人々の生活にもなじんでいったんでしょう。
マジックノットという結び方もある:はた結びとの違い
「編み物 糸のつぎ方」と検索すると、マジックノットという結び方にも行きついた方、おられるのではないでしょうか?
このマジックノットという結び方も、はた結びのように結び目が小さく、ほどけにくいのが特徴です。
マジックノットの結び方は、はた結びとは違います。
詳しくは、こちらの方が動画で解説しておられるので、ぜひご覧になってみて下さい。
まとめ:はた結び・セーターを編む途中で毛糸をつなぐ方法
いかがでしょうか?
ほどけにくい糸のつなぎ方として、はた結びをご紹介しました。
合わせて「マジックノット」という結び方も、知っておかれるといいですね。
編み物やハンドメイドで活用して頂ければ幸いです。
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