パパやパートナーに、長袖シャツを作ってみませんか?こんな細かい花柄なら、メンズ用としてもおしゃれに決まりますよ。
以前ご紹介した、キッズ半袖シャツの作り方を長袖にアレンジすれば、パパと同じ生地でお揃いシャツを作ることも可能!
次のように思っておられる方のご参考になれば幸いです。
- お店に気に入ったメンズ長袖シャツがない
- L~XLサイズの長袖シャツを作りたい
- メンズの長袖シャツを作ってみたい
- 親子でお揃いのシャツを着たいなぁ
この記事では、メンズ長袖シャツ(L~XLサイズ)の作り方をご紹介します。前立て一体型なので、ひと手間省けてサクッと縫えますよ!
型紙も無料でプレゼントしますので、ぜひダウンロードしてお使い下さいね。
型紙は、この記事の後半で無料配布しています。
- 無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 袖を縫う:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 肩を縫う:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 袖と身頃を縫い合わせる:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 脇を縫い合わせる:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 裾を処理する:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 前立てを縫う:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- カフスを縫う:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 衿を縫う:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 衿を縫い合わせる:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- ボタン処理:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 完成:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- 型紙ダウンロード:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
- まとめ:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
型紙を置き、縫い代を付けて、生地を切ります。
縫い代の付け方(cm)は、型紙に縫い代幅が記入してあります。動画でも解説しています。
無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
手順は以下の通り。
- 生地を切る
- 袖を縫う
- 肩を縫う
- 脇を縫い合わせる
- 裾(すそ)処理をする
- 衿を作る
- 前立てを縫う
- ボタン処理する
もちろん上の順番通りじゃなくてもいいのですが、今回は動画撮影の関係でこのようになりました。では、作っていきましょう。
袖を縫う:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
今回は剣ボロ・カフス付きの袖のため細かい部品が多く、早く縫い合わせるパーツを減らしてスッキリしたいので、先に袖から準備していきます。
切り込みを入れる:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
型紙に書いてあるところに、10cmの切り込みを入れます。ここに上下剣ボロを付けていくことになります。
剣ボロを付ける:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
切り込みを入れたところに、袖口に付いている短冊と持ち出し(剣ボロ)を付けます。
下ボロ、上ボロの順に付けます。上ボロの方が先が三角に尖ってる方で、下ボロの方が長方形の方です。
先ほど袖に入れた切り込みから端までの距離が短い方に下ボロを先に縫い付けます。その後、距離が長い方に上ボロを付けます。
動画では、左右逆に付けてしまってるので、あなたは間違わないように注意して下さいね
肩を縫う:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
肩を縫います。
ジグザグ処理したら、1cmの縫い代を付けて裁断しているはずなので、端から1cmのところを縫い合わせます。
袖と身頃を縫い合わせる:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
袖を身頃に付けていきます。
カーブで縫いにくいところですが、1針ずつ、ゆっくり丁寧に縫い合わせていって下さいね。
縫い合わせたら、縫い代を2枚合わせてジグザグ処理しておきましょう。
脇を縫い合わせる:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
脇の縫い代を互い違いに倒し、脇線を縫い合わせます。
裾を処理する:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
裾を処理します。
まず2cm折り、さらに1cm折り、折り目から2mmぐらいを縫います。
前立てを縫う:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
前立てを縫います。
生地の端から、4cm→1cmの順に折って前立てを作ったら、両端にステッチを入れます。
よく分からない場合は、動画をチェックしてみてね
これで前立てが完成。身頃と一体型の前立てなので、作業が一工程省けてラクです。
カフスを縫う:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
カフスを中表に半分に折って一方の長辺だけ裏側へ1cm折り、両端を縫います。裁断のとき角をまだ落としてなかった場合は、ここで切り落とします。
表返し、アイロンで整え、袖口に中表にしてカフスを付ける。
縫い代をカフスの中に入れアイロンで整え、カフスを一周ぐるりと端2mmで縫います。
衿を縫う:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
衿を縫います。キセをかけるため、2枚のうち1枚だけ、衿の両端と上の3方を2mmほどカットします。
3方をピッタリ合わせて、少し引っ張り気味に縫い合わせます。
強く引っ張ると、針が折れるので注意してね
表返して、アイロンで整えます。
すると下のように、1㎜ほどのキセ(ずれ)がかかります。
次に台衿に挟むのですが、このキセがかかった面を裏側とし、床側に向けて置きます。台衿に表衿を挟みます。
置き方は、次の順番です
- 1番上:表台衿
- 真ん中:表衿(表が天井)
- 1番下:裏台衿
こうなります。
カーブしている角の部分の縫い代を、2mm幅に切り落とします。
衿を縫い合わせる:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
台衿と、身頃の衿ぐりの中心を合わせ、縫い合わせます。
台衿に縫い代を入れてアイロンで整え、ぐるりと一周、台衿を縫います。
難しいので、動画を見てイメージをつかんでね
こちらもカーブになっていて、なかなか難しいですが、少しずつ慣れていきましょう。私も始めから上手く縫えた訳ではないです。回数を重ねるうちに、きっと上手く縫えますよ。
ボタン処理:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
ボタンホールを開けてから、ボタンを付けていきます。
この型紙では、ボタンの数と間隔が決まっていますが、使いたいボタンの数に合わせて、ボタン位置の間隔を決めればOK。
ボタンホールを上手く縫うコツは、抑え金具と前立ての中心を揃えること。
中心を意識すれば、かなりいい位置に縫えます。
ゆっくり縫うよりも、ダダッと勢いに任せて縫う方が上手く縫えることが多いです。
慣れないうちは、ハギレで5回ほど練習してから縫うと良いですよ。
奥深いボタンホール。縫い方のコツや、ミシンにボタンホール縫いがない場合の手縫いバージョンもチェックしてみてね♪
ボタンホールを握りバサミなどでカットして開け、反対側の前立てにボタンを縫い付けます。
メンズ服のボタンって、あまり種類がないですが、貝ボタンと相性がよく上品に仕上がるので、見つけたら買っておくといいでしょう。
ボタンホールの中心に当たる位置に、印を付けておくとズレにくいよ。
完成:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
メンズの長袖シャツが完成しました!
おすすめの生地の購入先や、揃えておきたいソーインググッズは、こちらからチェックしてみて下さいね。
型紙ダウンロード:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
無料型紙は、こちらからダウンロードしてお使い下さい。PDF版、またはJPG版からお選び頂けます。
JPGダウンロードはこちら。
ご使用上の注意点をまとめましたので、ご了承頂いた上でご使用下さいね。
- 型紙は手書きのため、若干の誤差があります。ご了承下さい
- 型紙のデータはA4サイズ、全16枚です。A4等倍で印刷して下さい
- 型紙を印刷したら、☆、■、♡などの印や、a,b,cなどの英文字同士を突き合わせます
- 不要な部分を切り取り、のりやテープなどで貼り合わせつなげて下さい。全部貼り合わせると、模造紙1枚の大きさになります。その後、太黒線の内側で切り取って下さい
- 縫い代は付いていません。ご自身で縫い代を付けて、生地を裁断して下さい
- ①②などの記号が付いている辺は、①→1cm、②→2cmの縫い代を付けて下さい。⓪の辺には縫い代不要です。記号がない辺には、1cmの縫い代を付けて下さい
- 当サイトの型紙を使用、参考にした作品を販売・配布等して頂いてOKです。型紙のアレンジ・配布等もご自由にどうぞ!
- 必須ではありませんが、SNSなどネット上にアップされる際は「#リンデリンの型紙」と付けて頂ければ幸いです
- 当ブログ記事のシェアも大歓迎です
- ご不明点は、下のコメント欄へお願いします
まとめ:無料型紙ダウンロード!かんたんメンズ長袖シャツの作り方
以上、メンズ長袖シャツの作り方シャツを作る方法をご紹介しました。
この型紙を使って、これまでに数着作り、主人にプレゼントしました。どれも気に入ってくれて、お出かけの時に、いそいそと着てくれるのがうれしいです。
慣れればすごく簡単に作れるようにしたので、ぜひチャレンジしてみて下さいね。
作り方の概要が分かる、7分の動画はこちら。
コメント