古臭い年代ものの和柄や、着こなすのが難しめの柄ものの服で困ってませんか?個性的な柄もの生地は、ある形にすれば不思議とアカ抜けます。その形とは一体…?
垢ぬけ服の形とは?:和柄Yシャツをリメイク
カシュクールって、着物の合わせのような襟ぐりです。
好みじゃない柄のYシャツがあれば、手縫いでフリル付きの半袖ブラウスにリメイクしませんか?
フリルの形はアヒルぐち:和柄Yシャツをリメイク
袖に付けるフリルは、「アヒルの口」みたいな形にすればOK。
- Yシャツを分解する
- 身頃を作る
- フリルを作る
- フリルと身頃を合体する
では、解説していきますね。
作り方:和柄Yシャツをリメイク
今回リメイクするのは、こういうYシャツ。まぁ変な柄じゃないかもしれませんが、私の好みではありません。どちらかと言うと、和柄ですよね。
こういう派手目の柄は、カシュクールにするとアカ抜けます。
好きじゃない柄や着なくなったYシャツは、リメイクできるか?検討してみましょう。特にメンズのシャツは、生地がたっぷりあるのでリメイク向き。
ここの花柄部分が華やかなので、ここが身頃の前面にくるよう、配置します。
分解する:和柄Yシャツをリメイク
まず、Yシャツを分解します。
特に作り方の決まりはないですが、イメージが湧きやすいところから作り始めたらOK。
身頃を作る:和柄Yシャツをリメイク
まずは、カシュクールのVネックの部分を作っていきました。先ほどの花柄を前面に配置。
脇から袖へ、少し延長して。脇は後ろ身頃を少しふくらませて、立体的にしてみました。
縫い代は、5mmを三つ折りに。お好みで10mmの三つ折りでもOK。
フリルを作る:和柄Yシャツをリメイク
分解した袖を縫い合わせ、フリルを作っていきます。
袖すそに付ける場合、フリルは「アヒルの口」のような形にします。
袖山のカーブを少しふくらませていますね。
身頃の脇(グリーンの部分)を縫い合わせ、身頃裾を三つ折りにします。
フリルと身頃を合体する:和柄Yシャツをリメイク
袖口フリルを中表で縫い付けます。なみ縫いでOK。
完成です。
ほつれ止め:和柄Yシャツをリメイク
手縫いなのでロックミシンは使いません。こういう生地は端がほつれてくるんで、このように内側へ折り込んで縫い留めればOK。
後ろ身頃、肩の縫い合わせは、見えやすい部分でもあるので、ほつれ止めしました。
着てみた:和柄Yシャツをリメイク
着てみると、意外に良かったです。
やっぱ、カシュクールにして正解。
難しめの柄は、定番のデニムに合わせれば難なくクリアかな。
まとめ:和柄Yシャツをリメイク
このリメイク法は、着るのが難しそうな和柄や、ビミョーな柄の生地におすすめです。
個性的な柄は、カシュクールにすれば一気におしゃれっぽくなるのでお試しあれ。
解説動画には、縫い方をくわしく載せています。
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