凝ったドレスやブラウスに付いているフリルって、どうやって作るのでしょうか?
普通の洋裁本には、凝ったデザインの型紙は載ってないし、自分で作るしかないかなと思っています。
私の場合は、次のようにしています。
- ピンタレストで検索し、海外の型紙を参考にする
- 手持ちの型紙をアレンジする
という風にして、自分なりの型紙を作っています。
海外の人は、日本の洋裁本には載ってないような、創意工夫にあふれた変形パターンを載せているので、とても参考になります。
ピンタレストに載っている型紙を参考にしながら、自分なりの型紙を描きます。
何度もラフ案を描き直し、型紙が決定したら実物大に拡大します。
拡大する時は、手持ちの洋裁本に載っている型紙で似ているものをアレンジします。
最終的なラフ案は、こちらのようになりました。
フリル |
このラフ案を元にして、市販の型紙をアレンジし、実際の型紙を作ります。
マスキングテープで貼り合わせ、体に当てて、ゆとりを調整します。
OKそうだったら、この型紙を元にして試作をし、型紙を調整し、確定します。こちらが試作したドレス。
座った時に、流れ落ちるようなフリルの形が絶妙です。
本番のドレスが楽しみになりました。特に調整する必要はなく、この型紙で本番を作ります。
ちなみに、この方法ができるようになると、フリルの付いた服が簡単に作れるようになりますよ。
ブラウスのフリルの作り方は、こちらをご覧下さい。
かんたん!フリルの作り方・凝ったドレス作りのヒント
フリルにしたい部分を切り開いていきます。この場合は、すその広がっている切り替え部分です。
渦巻き状にバランスよく並べ、別の紙に貼ります。
渦巻き状の型紙がでれきればOKです。
これを元に2枚生地を切り、中表に縫い合わせ、本体すそに縫い付ければ、フリルができます。
端は三巻きミシンをかけてもいいし、レースを縫い付けてもきれいですよ。
実際にレースを縫い付けた画像は、こちらになります。
フリルの型紙の作り方の動画は、こちらをご覧下さい。
完成した本番のマーメイドドレスはこちら。
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