襟ぐりの拾い目って、どこに針を入れればいいのか迷いませんか?
「実際の目の数」と、本に書いてある「拾い目の数」が合わないので、パニックになる方もおられるかも。
ただし、拾い目をする時に、針を入れるところにコツがあるのでそれをご紹介します。
どこに針を刺せば?セーター襟ぐりの拾い目コツ:アラン模様に挑戦
前回は、袖の増やし目について解説しました。
あれから、両袖が編めました。棒針を通したままキャップを付け、休み目にしておきます。
次は、前後身頃の「肩」をはぎます。「はぐ」とは、編み目を合体させるという意味です。
赤で囲ったのは、休み目している肩の編み目。
休み目していたピンを少しずつ外し、かぎ針でかぶせ引き抜き編みします。
すると、編み目はこうなります。
これで、前後身頃が合体できました。
次は、襟ぐりから拾い目をします。初心者にとっては、この「拾い目」が難しいんですよね。
どこに針を刺すの?襟ぐり拾い目コツ:40代でアラン模様セーターに挑戦
拾い目とは、この周囲に棒針を刺して、新しい目を作ることです。
その際、多くの初心者は、「どこに針を刺すの?」と迷うはず。なぜなら、検索してみると、GoogleサジェストやYahoo!知恵袋に、同じような質問がわんさか出てきたから。
超~詳しく書いた本や情報もあまり見当たらず。なので、こう悟りました。
だいたいで良いんじゃない?
自分で「どうなってるところ」に針を入れるか法則を作って、パターンに従って拾い目すればいいんじゃない?と思いました。今後、正確な情報が分かったら追記します。
ただ、「表目のハート状の中に、棒針を入れる(刺す)」ということが分かりました。
後身頃の編み目への針の刺し方:セーターの襟ぐり拾い目のコツ
例えば、こちらは後身頃の襟ぐりカーブなんですが、よ~く見ると、ピンク糸のハート状の目の中から、拾い目(薄グリーンの糸)が出てるのが分かりますか?
このように、カーブの緩やかなところは、「ハートの目から出す」と覚えておきましょう。
前身頃の編み目への針の刺し方:セーターの襟ぐり拾い目のコツ
一方、前身頃はVネックで、さっきの後身頃の見た目とは違います。
そこで、Vネック前身頃の場合は、このように「ハート状の目の下」へ棒針を入れるのがポイント。
そして、向こう側から糸を引き出します。
これが拾い目です。
実際の段数・目数と、本に書いてある拾い目の数が一致しないので、ところどころ1,2目飛ばして調整しました。
結果的に、良い感じの襟ぐりになったので、これで良しとします。
失敗しない!襟ぐり拾い目のコツ:40代でアラン模様セーターに挑戦
その他にも、襟ぐりの編み方で気づいたポイントをご紹介します。
Vネックの前中央は「ねじり目」に:アラン模様のセーター編み方に初挑戦
Vネックの谷の部分は、編み目が開きやすいので、ねじり目にして開きにくくします。
襟ぐりを編むのに棒針は4本必要!:アラン模様のセーター編み方に初挑戦
襟ぐりは、棒針2本では編めません。4本使うと上手くできました。
セーターの編み目に通している針が3本、手に持ってる針が1本の合計4本です。
便利そうに見える輪針を使ってみましたが、ビニール状のところが、くるくる丸まって使いにくい。
棒針4本使いの方が私は好きかな。襟ぐりも編めました~!やったー。
アラン模様セーターの編み方の本
私が編んでいるアラン模様セーターの編み図は、こちらの本に載っています。
他にもおしゃれなニット帽や手袋が載ってます。次々、編んでみたくなる不思議な本。編み込み模様もカワイイし、次々編みたくなります。
まとめ:襟ぐりの拾い目のコツ・初めてアラン模様セーターに挑戦
身頃が完成し、あとは袖を付けて、両脇をはぎ合わせるだけ!あともう少しで、初めてのセーターが完成します。
もう春だけど、そんなこと言ってられません。春らしい色合いなので、上着を羽織らずにこのセーターだけで外出しても良さそう。
40代で初めてセーターの編み物に挑戦しましたが、やり始めて良かった~。少しずつ着実に形になっていくのが、編み物の醍醐味。
編み物のせいでこんなに肩首が痛いのに、それでも毎日、毛糸に手が伸びるのは、きっとやった人にしか分からない楽しさです。
編んでみようか迷っているあなた。ぜひ、一度は挑戦してみてね。初めてセーターを編むのに挑戦する方は、こちらの編み物の始め方をどうぞ。
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