前回は、ブラウス用ボタンホールの縫い方をご紹介しました。
この記事では、袖の付け方と完成形をご紹介します。
袖ぐりってカーブしていて立体的なので、縫いにくいと思っていませんか?
一針ずつ縫えば、手縫いでもキレイに仕上がりますよ。
以下、詳しくご紹介しますね。
- 袖に剣ボロを付ける:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
- カフスのボタンホールを開ける:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
- 穴の周りにボンドを塗る:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
- ボタンホールを縫う:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
- 袖を縫い付ける:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
- 完成しました:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
- 参考にしたのはピンタレスト:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
- お得な材料一覧:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
- まとめ:袖の付け方と完成形:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
袖に剣ボロを付ける:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
袖の切り込みに、まつり縫いで剣ボロを付けます。
下の方の剣ボロを、まつり縫いで付けたところ。
上に重ねる剣ボロの上から、ステッチを入れます。
袖の両端を縫い合わせ、筒状にします。
すると、このようになります。
細かくぐし縫いしてギャザーを寄せた袖口に、カフスを付けます。
縫い代1cmで、袖とカフスを縫い合わせます。
縫い代をカフスに入れ込み、カフス端をまつり縫いします。
カフスのボタンホールを開ける:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
袖に付けたのは、100均で買った10mmの貝ボタン(左)。
にぎり鋏で、1.2cmの穴を開けます。
このボタンの厚みは、2mmぐらいだったので、10+2mm=12mmを開けました。
穴の周りにボンドを塗る:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
穴の周りに、ほつれ止めのボンドを塗ります。一般的な木工用ボンド、または布用でOKです。
乾くと半透明になり、ほつれ止め&芯の代わりになるので、ボンドを塗るのはおススメ。
前回、前立てのボタンホールを縫ったときに、たっぷり塗り過ぎてしまったため、ボタンホールがかなり、硬くなってしまいました。
その反省を活かして、今回は、薄く細くなるよう塗りました。
縫い目が硬くならないよう、下縫いもしませんでした。
ボタンホールを縫う:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
ボンドが乾いたら、ボタンホールを縫います。
前回の反省を活かし、糸を引き締めるときは、切り込み側へ向けて引き締めました。
そのおかげで、内側にキレイに縁が並んだような縫い目になりました。
裏側もキレイです。
柔らかな手触りで、ブラウスのボタンホールらしい仕上がりになったので、大正解でした。
詳しいブラウスのボタンホールの縫い方は、こちらが参考になります。
既製服のボタンホールと比較:手縫いで作るリネン100%のフリルブラウス
ちなみに、ユニクロのリネン100%ブラウスを例にして、既成服のボタンホールと比較してみました。
ユニクロ | 手縫い |
ご覧の通り、既成服のボタンホールに近い仕上がりになっています。
袖を縫い付ける:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
次は、袖付け。袖山を2mmで細かくぐし縫いして、ギャザーを寄せます。
中表にし、袖ぐりに合わせたら、いったんザクザクと仮縫いして試着しました。
自分の腕の長さに合わせて、袖の長さを調整し、位置を決めます。
袖側の縫い代を1.5cmに残し、身頃側の縫い代幅を約0.7cmぐらいに切りそろえ、袖側の縫い代で包み、折り伏せ縫いします。
このように、ピンを細かく打ちます。
2mm単位で、細かくまつり縫いして完成です。
完成しました:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
リネン100%ブラウス、完成しました。
レースをふんだんに使った、ゴージャスなフリルがポイント。
リネン生地の端を使い、フリンジとして利用しました。
Vネックのブラウスってあんまり見かけませんが、「Vネック ブラウス」と画像検索して参考にしました。
すそは柔らかなカーブで、女性らしいラインに。
袖は可愛い感じにしたかったので、ふっくらバルーン形にしました。
参考にしたのはピンタレスト:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
デザインのヒントは、ピンタレストで見つけた海外のブラウス。
これらの画像を参考にして、デザインを膨らませていきました。
袖口は、こちらを参考にして、カフスを付けました。
ほとんど首が詰まってるデザインだったんですが、暑苦しいので、Vネックに変更しました。
スカートを付ければ、こんなワンピースにもなります。
また、色々、参考にするうちに、このデザインは、袖をふわっとボリューミーにした方が可愛いと思い、バルーン袖になるよう型紙を改造しました。
型紙のアイデアも、ピンタレストに山ほどあるので、「袖 型紙」と検索して、こういうのを参考にしました。
ちなみに、私のピンタレストはこちら。
お得な材料一覧:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
お得な材料をご紹介します。
指抜き:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
ボタンホールを縫うときは、指先が傷つかないよう、指ぬきが必須!ダイソー100均にいい品が。牛革100%です。
使いやすいですよ。100均で見つからない場合は、こちらでも。
他にも、ソーイングに最低限必要な道具類をこちらでご紹介しています。
リネン100%生地:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
リネン生地は、ネットショップの方が色が豊富でリーズナブル。
町の手芸屋さんには売ってないような、カラフルな色がいっぱい!
生地の森は有名ですね。
華奢なアンティーク風レース:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
これは、持っておいて正解!繊細で華奢な印象が本格的。使用頻度の高い20mm。
胸元に使用した、はしごレース25mm幅。
幅30mmタイプも、服作りには1本、持っておいて間違いありません。裾の飾りなどに。
まとめ:袖の付け方と完成形:手縫いで作る!リネン麻100%のピンタック・レース付きフリルブラウス
以上、リネン100%のピンタック入りレースフリルブラウスの袖の付け方と、完成形をご紹介しました。
手縫いでもかわいいデザインで服づくりすれば、お出かけにも来て行けますよ。
リネン生地は夏は涼しく、冬は重ね着すると温かいので、一年中重宝します。
また同じ生地で、サラッと履けるロングパンツも作りたいと思っています。
他のカラーリネン生地でも、何かお洋服を作ってみてもいいかも。でも、無地より柄物が好きなので、プリントのリネン100%があれば検討してみます。
まとめますと、手縫いでブラウスを作る際には、次の点に気を付けて縫って下さいね。
- 縫い代は2cm幅取り、折り伏せ縫いをする
- ボタンホール縫いの練習をしておく
- 縫い目を細かくすると、解けにくい
詳しい作り方を、YouTube動画にアップしました。
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